人事があつかう領域って?

99_その他

こんにちは、みのりです。

皆さんは、

人事の仕事をしてます!

と聞いて、どんな仕事をイメージしますか?

人を採用する仕事?
人を異動させる仕事?
はたまた、リストラをやる人とか…

答えはどれも正解で、人にまつわることであれば全部人事の仕事になります。

人事があつかう仕事の全体像

ブログを書くにあたって、人事があつかうおもな領域を整理してみました。

リソースマネジメントとは

会社は好き勝手に人を増やしていくわけではありません。
この事業を拡大するなら、定年退職が○人出るからなど、どの組織にどのくらいの人が必要か計画を立てて、それに基づいて採用や配置を行うなど、人というリソースを全体的に管理していく仕事です。
※会社によっては、経営企画部門がやることもあります。

採用とは

採用の仕事は、人事の中でもおなじみではないでしょうか。
計画にもとづいて募集や採用選考を行い、自社にとって最もマッチする人を採用していきます。
新卒採用では、応募者と年齢が近い若い層の担当者が多いのが特徴のように思います。

人事異動・昇進とは

人事異動も昇進も配置の話になります。
人事異動は、社内の配置換えだけでなく、社外に異動する「出向」、担当から係長、マネージャーなどの「昇進」も含めて「人事異動」といいます。
例えば、年度の切り替わる4月に一斉に異動がある「定期異動」や組織改正に伴う一斉の異動のほか、退職などの急な事情に対応する個別の異動などがあります。

退職とは

自分から会社を辞めるのを「自己都合退職」というのに対し、リストラなど会社の都合によるものは「会社都合退職」といいます。
その他、定年到達による定年退職、雇用契約の終了に伴う退職、従業員がルール違反をした場合の解雇など、退職の種類は多種多様です。

人材育成・人事評価とは

会社にとって雇用している従業員が能力をいかんなく発揮していくには、担当業務をアサインする→育成する→評価するというサイクルが大事になってきます。
評価は結果に視点がいきがちですが、本来は人材を育成するためのものです。

労務・就業管理とは

ブラック企業という言葉がありますが、例えば、働く人の健康や安全を二の次にして働かせるだけ働かせるというような労務管理・就業管理がずさんなことが当てはまります。
働き方改革で自由に働けるようになる一方で、働かせすぎになるリスクも高まっています。
労務の担当者の悩みどころです。

報酬とは

報酬は、給料(賃金)・賞与、退職金などの総称です。
出せるだけ出せればいいですが、そうもいかないのが現実。
従業員のモチベーションだけでなく、採用の競争力にも影響が出るので、設計する時は緻密に計算していきます。

コンプライアンスとは

会社が事業をしていく上で、色んな法律を守っていかないといけませんが、雇用の部分では労働基準法や労働安全衛生法を始めとして多くの労働に関する法律があります。
ダイバーシティ推進の流れで、女性、障がい者、外国籍社員、シニア社員など、さまざまな法律が改正されたり、新たに制定されるので、改正情報をしっかり押さえておく必要があります。

人事関係の手続き

人事関係のお仕事では、行政に届け出る書類がいろいろあります。
書類の提出期限や保管期限は要チェックです。

おわりに

このように、人事の仕事は思った以上にカバー範囲が広いものになります。
これに給料を支払うための給与計算や労災が起きた場合の対応、人事システムを使うためのIT担当など仕事の幅は広がっていきます。

人数規模が小さい会社であると人事業務を広く経験できますし、逆に、人数規模が大きい会社になると担当する業務の幅は狭いものの、深く携わることができます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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